車を高く売る方法
私はここ数年、毎年のようにクルマを売却しています。同時に中古車を何度も一括査定に出す管理人です。最初は買取業者の査定員にいいように安く買い叩かれていました。
しかし、合計で50人以上の査定士さんと交渉や情報交換をしているので車の売却時における買取査定の仕組みに詳しくなりました。
ただひとつ、一括査定で高くうるコツは
「一番高く査定してくれた業者さんへ売ります」
と伝えること。
最初に来た査定員にも2番めに来た査定員にも3番めに来た査定員にも伝えること。
つまり、競合あっての最高買取額への到達となります。
間違っても最初に来た査定員の
「いくらで売却を希望ですか?」
に甘い金額で答えてはいけません。
ミラジーノ買取ベース車両の内容
購入時の状況
- ミラジーノ 平成16年式 ミニライトスペシャルターボ
- 5MT ホワイトパール
- 事故車(修復は後部バンパーあたり)
- 走行距離 15万km
- 購入価格 26万円
というヤフオクで初めて個人売買で購入した激安中古車です。
趣味車だったので安いのをチビチビいじっていこうと思って購入した愛車ミラジーノ。
こんな感じの内容なので購入後はいろいろいじりましたが、下手なブーストアップとか素人チューニングをしなければ恐らく30万kmは走行できたのではないかと思います。
運転が楽しくて2年間で3万kmも峠やサーキットを走りまくりました。
簡単にパワーアップできて戦闘機のように軽いボディで走り回っていたらパワーに対して冷却対策ができてなかったのでエンジンのブロックがゆがんで壊れちゃいました。
普通に走れたのですが、冷却水(ラジエーター)がちびちび減っていく状態になり、修理代はエンジン載せ替えほかで50万円ほどかかると言われ、次の愛車Keiワークスへの乗り換えとなりました。
ミラジーノ5速MTの買取価格の相場
さて、ミラジーノの5MTターボの買取価格ですが、
相場は当時も今もおなじくらいでこんな感じです
ミラジーノミニライトスペシャルの
- 修復歴有り
- 11万km走行
のオークション相場が3万円~8万円とあるので似てたのでピックアップ。
修復歴ない、普通のミラジーノのほうがオークション相場も安定して高いのはミラジーノがいかに人気車種かというのを表してますね。専門業者に聞くと女性に人気だから古くなってもよく売れるそうです。
で、僕の壊れたミラジーノはこんな状態。
買取査定に出す際の状態
- 走行距離18万km(178900km)
- エンジン不良(載せ替えが必要な状態)
- 車体キズらだけ
- サスペンションのみ中古3万円で交換した
- チューニングパーツ ボロい中古マフラー VVC(安いブーストアップパーツ)
- 車検切れ 1ヶ月前
といった状態でした。
車検切れたら買取どころか引取手数料とられるんじゃないか?
と思い車検切れ寸前で手放しました。
さすがに軽自動車でこの走行距離なので買取は無理でもタダで引き取ってくれたらなあ、、という思いで一括査定を申し込みました。
いつも愛用してる一括査定。
とにかく一括査定ですからその車種の買取と販売に強いところが競合してくれるので高値になりやすいです。
一括査定に申し込むと
案の定、さっそく電話かかってきたのが
- ガリバー
- カーチス
- ユーポス
- などなど
電話かかってくるのが早い順に買取査定額もいい感じにしてくれます。
しかし、
さすがにこのミラジーノは壊れ過ぎです。
どこも「買いたい」と言ってくれませんでした(T_T)
ボロいがゆえ買い叩かれました
ここにあげた買取業者以外のところにめちゃ買い叩かれました。
値段つかないですね、、w
これの連発です。
購入金額も安いし実際にボロいし値段つかなくてもいいとは思いましたが、こういうの専門業者に言われると凹みますよ心が。。
でもガリバーとカーチスとユーポスさんは張合てくれました
壊れたミラジーノの買取価格(最終)
こんな壊れたミラジーノですが
最終的には
なんと!
ガリバーさんが5万円で引き取ってくれました。
エンジン壊れたミラジーノ
買取価格 5万円
競合査定はやっぱりすごいです。
関連)ガリバーの査定は安い?遅い?
なんだかんだで、このあと他社からも買いたいと電話が入る始末。。。
ガリバーさんは名義変更などの諸経費ももってくれるというのが決め手で引き取ってもらいました。
3社との担当者の査定時に話したことは
「こんなボロいの買い取って大丈夫なの?売れるの?」
という内容でした。
しかし査定員さんもプロなので細かいことは言いませんが、実際のところこれをオークションに流すのは無理。オートオークションで出品手数料がかさむだけだからうちの販売グループで在庫するならなんとか買い取れますとのこと。
やっぱ大手買取業者は販売網があるのですごいです。
普通の買取業者が様子伺いの電話だけいれてすぐに逃げたボログルマを現金出して買い取っていくわけですから。スゴイもんです。
そんなこんなで僕のミラジーノ5MTターボは査定額5万円で買い取ってもらいました。
これよりボロいクルマはどうなるか知らないけど、普通に走れるミラジーノなら5万円以上で売れること間違いなしですね。
買い替えの頭金になりました。
次の愛車はKeiワークスになりました。
ボロボロになるまで乗りつぶしたミラジーノ
楽しい時間をありがとう
そして、新しい愛車よこんにちわ。
いい値段で買い取ってくれたガリバーさんありがとう、。
一括査定で値上げしていく様子が苦しそうで申し訳なかったです。。
古くて売れなさそうなクルマでも買取してくれる業者さん。
なんだかんだで
一括査定は最初に電話かかってくる3社くらいが買取価格で他社に勝ます。
これ、
何度もやってるとわかってくる。
最初に電話くる「大手3社」
ここがぶっちぎりの買取価格で競合します。(中小は無視でOKです)
有名3社が一番助けてくれますよ。
車を手放すとき
そんな車を手放すタイミングを調べてみると、けっこうみんな同じこと感じてるんだな、
車のこと好きなんだな、、とホッとするような気持ちになれるものです。
以下に、
- 車を手放すタイミング
- その時の気持ち
をまとめました。
引越しのタイミング
引越しのタイミングで新生活経向けて、経済的負担になる車の所有を考え直す。
こういう事例は非常に多いです。
これ、私も経験しています。
20代で始めて買った車。特に気に入って買ったわけでもなく、ただただ必要で買った中古のマークⅡセダンでした。普段の買い物の足に、レジャーに使うごくごく日常的な車両でした。
ある日、会社で転勤を命じられ、大阪から東京へ引越し。
「え?車どうしたらいいの?」
と普段は「あって当然の自家用車」がなくなるかもしれない引越し先での生活を考えると不安になったものです。
実際、その引越しの際は会社の借り上げ寮に入居する上に東京の駐車場代を支払えるほどの経済力もなく、一人暮らしでの経済的不安解消のため、車は手放してから引っ越しすることにしました。
どんな気持ちだったか
寂しかったけど、引越しで新生活を迎えることのほうが頭の中いっぱいだったので、手放すときの寂しさは意外と短期間で忘れたように感じています。これから引越しされる方は、駐車場代や引越し先の生活での必要性に応じて手放すかどうか、しっかりと判断したいところですね。
つづいて車を手放すタイミングで割と多いもの
結婚のタイミング
男性に多いのではないでしょうか?
結婚する際、
- ローンを抱えたまま彼女の実家へ挨拶へ行くのは気が引ける。
- 結婚に際して、借金を精算するために一旦愛車を手放す。
- 結婚後の新生活へ向けて実用性のある車へ乗り換える。
こういった理由が生まれやすい結婚というライフイベント。このタイミングで上記のような理由で愛車を手放す男性は本当に多いです。
私も結婚に際して、当時の愛車ロードスターを手放しました。
事故って修復にお金がかかる上に毎月のローンも残ってました。
しかし、結婚して新生活を迎えるにあたって、親族と相談の結果、壊れたロードスターは手放し、実用性がありそうな大きい車へ乗り換えました。
どんな気持ち
欲しくて欲しくて手に入れた、車だったので寂しい気持ちでした。
でも一緒に生きていく奥さんとの生活を考えると、車の優先度はそれにまさるものではなかったように思います。
事故、故障によるタイミング
車が壊れたタイミングで手放す人も多いです。
- 大事に乗ってる車なので修理してでも乗り続けるぞ
- 錆びて朽ち果てるまで乗り続ける気持ちで買った愛車
そんな愛する車でも故障したり壊してしまったりすることはあります。
車は機械ですからね。
- 事故で修復するのにお金がかかる。
- 故障で修理するのにお金がかかる。
修理するのに30万円、50万円とけっこうな出費がある。
大きな修理代金を払うくらいなら安い中古にでも乗り換えるほうがマシ、、
そういう思いで買い換える方も多いようです。
私も同じ経験があります。
結婚のタイミングを重なっていましたが、事故ったロードスターを手放し、欲しくもないけど実用的な車へ乗り換えたものです。
どんな気持ちだったか?
事故で手放すのは突然の出来事です。
欲しくて買った車が壊れ、修理代がしんどくて手放す。
悔しいような残念な気持ちでした。
しかし、
その後、代用に探して程度の良い安い中古車を買う。
そんなテキトーな乗り換えをすることに。。
かつての愛車への思い入れはあるものの、
新しく所有する車は、それはそれで楽しくドライブできた。
その時思った。
「車って結局、所有したらどんな車でも愛着がわく」
そう思えた出来事です。
経済的理由による売却(お金、税金)
車を手放す際、
ほとんどの場合、経済的理由が重なっているように思います。
- 結婚での新生活への経済的負荷を見直す
- 引越しでの新生活への経済的負荷を見直す
- 事故、故障時の修復費用を考えた結果手放す
自動車は車体価格もそれなりに高価な買い物になりますが、維持するのも費用がかかります。
自動車保険、重量税、任意保険、駐車場代、ガソリン代。
軽自動車で年間維持費は20万円前後~、
普通車の維持費なら40万円~と年間総額で見れば経済的負担は大きいです。
経済的理由で手放すタイミング
最も多いタイミングが4月に更新される自動車税の納付前のタイミングです。例年2月から3月はじめごろが売却も多く、買取業者の査定金額もアップしやすい時期と言われています。
5月末までに支払う自動車税は
- 軽自動車で10,500円
- 普通車なら29,500円~111,000円
と、排気量に応じて大きな金額が財布から出ていきますよね。
私も今回、2リッター車の自動車税39,500円を納付するに当たり、経済面で苦しくなり自家用車を手放すかどうか本当に悩んでいます。
答えは出ています。
先立つものがないなら手放す。
いつも、そう思って手放し、
また買えるタイミングになれば買えばいい。。
そう思ってます。
とはいえ手放す前は苦しいほど悩みます。
自動車税は車体にかかるものなので、
4月を迎える前に車を手放す最終判断をしたいところです。
家計を圧迫する自動車維持費
我が家の事例を言いますと、
駐車場代 15,000円/月
ガソリン代 10,000円/月
自動車税 39,500円/年
3月末までに満了、4月から新たな支払いが発生する
任意保険 46,250円/年
4月9日まで
このように毎月の維持費とは別に春先の4月から5月末にかけて、任意保険の支払いと自動車税の支払いが重なります。
なかなかの出費です。
我が家の場合、子どもたちが大きくなり、あまり家族で移動する機会もなくなり、車にはあまり乗らない生活になっています。
これを機に手放すか。。
本当に悩ましいです。
お気に入りの車なので手放すにも悩みます。
※メンテナンス費用が払えず手放した過去の愛車↓
個人的には車を手放す理由はほぼ経済的理由に集約されます。
経済的(お金が)理由で手放すならこのタイミング
自動車税や任意保険といった大きな維持費の支払い。
車検前のタイミングもそうですが、税金や保険の出費額って数万円単位になります。
これは自動車売却時に特段加算される要因でもないため。車を手放す方向で検討しているなら、
- 任意保険を支払う前野タイミング
- 自動車税更新する前のタイミング
- 車検を受ける前のタイミング
こららを過ぎないよう気をつけたいところです。
- 自動車税払ったけど売っちゃった
- 車検受けてから売っちゃった
- 売る前に任意保険更新しちゃった
となると、単純にその金額を損したことにもなりかねません。特に買い替えではない売却で任意保険を払っちゃうと、ただただ無駄に保険料払っただけになってしまいます。
買い替えのタイミング
自動車を手放すタイミングで一番多いのが買い替えのタイミングでのお別れです。
今まで身近にあった我が家の車。
- 楽しい家族との思い出、
- 素敵な友達との思い出
- 運転失敗した思い出、
- 運転が上達した思い出
いろんな思い出が詰まってる愛車ですよね。
買い替えで新しいクルマがやってくるにもかかわらず、なんだか涙が出そうになる。
そんなオーナーさんも非常に多いです。
買い替えのタイミングで手放すとき、
思い出が蘇る、
涙が出そうになるなど、
大事にしてきた方ならではの感情です。
そんな大事にしてきた愛車、
下手に手放すと、安く買い叩かれてしまいますよね。
こんなに別れを惜しんでるのに安く買い叩くディーラーとか、、
もうちょっと気持ちを察して下取り額に上乗せしてほしいくらいです。
まとめ
愛車を手放すときの気持ち
多くの人は寂しい、悲しい、
そんな気持ちで溢れているようです。
単純に手放すだけのときもあります。
買い替えで手放すときもあります。
どちらにせよ、
そんな別れを寂しく感じるほどの車を
やっすく引き取られていく姿を見るのは本当に悲しすぎます。
せめて、
大事にしてたぶん、
査定額に気持ち分でも上乗せしてしてくれよ。。
私は毎回そう感じます。
やはり、
最終的に査定額を上乗せするには買取業者に競合させるのが一番ですね。
だいぶ高く引き取ってもらってるので助かります。
今回は、ここに申し込んでみようと思ってます。
そこは・・・・・